2017.12.26

入試

広島県の公立高校入試は日本一難しい

今の広島県の高校入試ってどんな様子かご存知ですか。
実はここ3年くらいで入試のレベルが激変しています。

もちろん学習塾はそのことを把握した上で対策を行っていると思います。
しかし

自宅で親に勉強をみてもらっていたり=情報が古い
自宅で1人で受験勉強をしている=情報が入らない

人は注意が必要です。

恐らく自宅でやっている方は過去問を解いてもなかなか点数が取れず焦っているかもしれません。
(実は今の時期はまだ公立高校入試の過去問はまだ解く必要がありません。
土台がしっかりしてないと解いても効果が薄いです、まぁその話は置いておいて…)

ではどんな風に変化が起きているのでしょうか。

全国の平均点ワースト1を広島県が3教科占めている

2017年度の公立高校入試の低得点ランキングというのがあります。
各県の公立高校入試の平均点を科目ごとに出していて
広島県は理科、英語、社会が全国ワースト1位です。
ちなみに国語もワースト2位です。

2016年度も理科、社会、国語はワースト5にはランクインしていたのですが去年は異常でした。
正真正銘日本一難しいテストであると言えるかと思います。

平均点20点を切っている科目が半分以上

社会、理科、英語に関しては平均点が20点(50点満点)を切っています
学校の定期テストを思い浮かべてもらえれば分かりやすいですが
学校の定期テストでもなかなかありません。

さすがに英語に関しては去年が異常過ぎる気がしますが、社会と理科は順当に難しくなっている印象です。
なので、英語は分かりませんが理科・社会に関しては2018年度も同様の難易度(もしくはそれ以上)である問題が出ることが予想されます。

合計点は10年前と比べると40点も下がっている

2008年度の合計平均点が約138点でした。
そして2017年度の合計平均点はなんと約99点です!

平均点20点無い科目が3つもあればそうなりますよね。

このギャップはかなり大きいです。
10年以上前の感覚で考えていると

「点数が全然足りてない」

と親御さんは心配になるでしょう。

もちろん各高校で必要な点数はありますが、
昔に比べてそのボーダーは確実に下がっています。
その認識はしっかり持って指導してもらえれば少し気が楽にはなるかもしれませんね。

中1,2生も肝に銘じておく必要あり

中3生はもちろんそのことを頭に置いて受験勉強を進めていく必要があります。

しかし今の流れからして来年以降で入試問題が簡単になるとは考えにくいです。
そのため広島県の中1,2生は日本でトップクラスに難しい入試問題が控えていると肝に銘じておく必要があります。

なぜ広島県の入試はこんなに難しくなったのか

ではなぜ広島県は公立高校入試がここ3年ほどで劇的に難しくなってしまったのでしょうか。

個人的な見解では

2020年に向けた大学入試改革に先駆けて高校入試も徐々に変わってきており
その変革を先頭集団で牽引している県の1つが広島県だからです。

外部検定試験の導入を国立の総合大学として早期に取り入れたのは広島大学です。
大学入試改革の話はまたおいおいできればと思いますので、割愛します。

ということで広島県は教育に関してかなり熱心ですし、先進的です。
それが広島県の高校入試にも派生しているのだと思っています。

難しい入試はピンチなのか

難しい入試は誰しも嫌だと思いますが、これはチャンスでもあります
従来の受験勉強では太刀打ちできないのでこのような情報を知らない生徒は相当苦戦しますが
情報をきちんと認識し適切な対策が出来れば十分適応可能です。

平均点40点(50点満点)のテストで争うと問題は簡単でも少しのミスも許されません。
平均点20点(50点満点)のテストだと難しいけど少し人より出来るだけで一気にトップクラスになれます。

実際、2017年度の入試ではどの科目も36点以上取っている割合は1割を切っています
ということは7割取れれば上位10%に入れる可能性はかなり高いということです。

それは前回お話した実力重視枠を狙う生徒にとってもより狙いやすくなるのではないでしょうか。

内申点が低くても上位志望校を目指せる? | 呉市三条の個別指導塾コソアスタディ 大学受験 / 中学受験 / 高校受験

彼を知り己を知れば百戦殆からず。